連続テレビ小説「まれ」に学ぶ、「インサイド・アウト」という発想
今日から始まった、連続テレビ小説「まれ」。
僕たちは、ヒロイン・津村希と、父・徹の言動から、
『7つの習慣』で提唱されている「インサイド・アウト」を理解することができます。
一発にかける父の仕事観
希の父親である徹(とおる)には、ビッグビジネスを成功させる夢があります。
しかし、あれやこれやと手をつけているうちに、自己破産に追い込まれました。
地道に働かずに、まるで宝くじの”大当たり”を信じて生きているようなものです。
『7つの習慣』では、このような人生観に「NO!」をつきつけています。
農場に一夜漬けは通用しない。春に種蒔きを忘れ、夏は遊びたいだけ遊び、秋になってから収穫のために一夜漬けて頑張る。そんなことはありえない。(中略)そこに近道はないのだ。
(『完訳 7つの習慣』p.13)
たしかに、宝くじを当てて大富豪になる人がいます。
しかし、それこそ”まれ”な話です。僕たちのやることなすことは、一夜漬けで成功しないのです。
「農場の法則」を連想させるヒロインの仕事観
一方で、父の娘・まれは、そんな父親の仕事観に呆れています。
「地道に、一歩一歩、コツコツと。」
父親を見て育ってきたまれには、一夜漬けの成功などありえないと考えているのでしょう。「私は夢をもっていない」と言い切るまれですが、何かを成功させるために必要な「農場の法則」は、すでに理解しているようですね。
この原則は人の行動や人間関係にも当てはまる。人の行動も人間関係も、農場の法則が支配する自然のシステムなのである。
(『完訳 7つの習慣』p.13)
あとがき
社会人生活が眼前まで迫っている僕にとって、「まれ」はとてもいい影響を与えてくれそうです。オンタイムで観られなくても、録画をして観ていきたいですね。
こういう記事も、定期的に書いていけるように、最優先事項を優先しつつ時間をつかっていきたいと思います。